終活で心配なことTOP3
終活について、エンディングノート書いたり、断捨離したり、家族旅行の予定を立てたりと、少しずつ始めたり、自分の今後について考えてる方も多いのではないでしょうか。SBIいきいき少額短期保険株式会社が実施した“終活”に関するアンケート調査によると、終活について行なっていることの上位10項目は以下となり、前年のアンケートに比べ、「物の整理、片付け」が上昇しており、前年2位であった「旅行や趣味など、今の人生を楽しむこと」が3位になっており、事前準備の重要性についての認識が高まっていると考えられます。
終活について行なっていること
- 1位 お金の準備(保険等)
- 2位 物の整理、片付け
- 3位 旅行や趣味など、今の人生を楽しむこと
- 4位 お墓の準備
- 5位 お葬式の準備
- 6位 介護、延命資料、臓器提供などの意思表示
- 7位 エンディングノートの作成
- 8位 遺言書の作成、相続の準備
- 9位 ペットの行く末
- 10位 ネットサービスの整理(データ削除、IDパスの伝達)
終活をしていて心配なこと
- 1位 物の整理、片付け
- 2位 お金の準備(保険等)
- 3位 お葬式の準備
SBIいきいき少額短期保険株式会社が実施した“終活”に関するアンケート調査より
物の整理やお金、お墓の準備に不安が残る結果となりました。長年住んだ家では物も多く、高齢になると、片付けが難しくなってくることもうかがえます。最近は「老前整理」という言葉も聞かれるようになり、気力・体力・判断力が充実している50代位から物の整理をスタートし、子供が巣立ち、ライフステージが変わった夫婦2人になった時に片付けをスタートしてしまうのも一つの方法と言えます。
またお葬式の準備についても自身がいくら綿密な計画を立てても、実際に実行するのは、家族や子供になります。お葬式について日頃から気軽に話し合っておくことが大切です。例えば親の望む葬儀の料金や流れと、子供がイメージしている葬儀に乖離があるかもしれません、それを日頃のコミュニケーションで埋めていく作業が「いいお葬式」につながります。
お別れの時は突然やってきます。失意の中で進めなくてはならず、十分な時間も取れません。親の世代になると自分の最期と真摯に向き合っている傾向がこの調査でも浮き彫りになっています。縁起でもないと避けて通るのではなく、葬儀の流れの希望や、どのくらいの葬儀の費用を考えているか、など、家族が集まった際、明るく話し合いの場を設けていくことが、幸せな最期につながるのではないでしょうか。