散骨とお葬式にかかる費用の比較

 

散骨とは

散骨とは遺骨を骨とわからない程度に細かく砕いて、海や山などに「撒く」ことをさします。墓標などはなく、自然の中に還るという考え方のもと行われています。

 

散骨に関する法律

散骨については法律で定められたものはありませんが、節度を持って行う必要があります。散骨する場所においては、自分の所有地以外は、許可を取る必要があり、海であれば、漁場や海水浴場などを除いた沖合に散骨する必要があります。

 

散骨と一般のお葬式にかかる費用の比較

日本では一般墓が主流で、鎌倉新書がおこなったお墓の消費者全国実態調査」(2017年)によると、一番多かったのは「一般墓」で46.7%全体の半分近くを占め2人に1人がお墓を購入している結果となりました。

一般墓の平均は174.1万万円となり、各散骨と比べても最も高い費用となり、例えばハワイの海へ散骨する費用と比べた場合は委託散骨が10万の場合で、約17倍、家族で貸切チャータ散骨する場合、オプションを付けた50万を想定してもで3倍の金額であることがわかります。

 

種類 詳細 金額
一般墓 墓石の下に埋葬する 174.1万※
樹木葬 樹木を墓標と見立て埋葬する 70.9万※
納骨堂 室内に納骨する 98.5万※
日本海洋散骨 家族で貸切チャーター散骨 約20万~40万
  他と同乗する合同散骨 約10万~15万
  委託散骨 約3万~5万
ハワイ海洋散骨 家族で貸切チャーター散骨 約20万~50万
  他と同乗する合同散骨 約10万~15万
  委託散骨 約7万~10万
ロケット宇宙葬 月面に遺灰を撒く 約120万~300万円
  地球の周回軌道上にカプセルを乗せる 約25万~30万
  宙船で探査する  約270万円
バルーン宇宙葬 バルーンを使って成層圏で遺灰を空中散骨 約26万~40万前

お墓の消費者全国実態調査」(2017年)より引用※

 

散骨はお墓の管理も必要なく、費用的な負担は一般墓と比べると、かなり軽いといえます。お墓選びには男女差が顕著で、男性が一般墓を選んでいる一方、女性は樹木葬や散骨を選んでいる傾向があります。ハワイ散骨と聞くと費用が掛かりそうだというイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、一般墓と比べるとかなり費用が抑えられます。費用の項目もぜひ検討材料にしてみてはいかがでしょうか。

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