2019/06/03
ハワイ
分骨後、散骨する流れ
分骨について
終活をスタートし、エンディングノートを書き始めながら、海洋散骨や樹木葬などの自然葬を検索され、お墓との分骨をご検討されている方も多いのではないでしょうか。
欧米などでは2,000度以上の高い温度で火葬、遺骨が残らないように長時間かけますが、日本では遺骨を納めることが一般的なので1,000度ほどで火葬し、遺骨を残します。その遺骨を一つのお墓に納める場合もありますが、2箇所以上の場所に納めることを「分骨」と言います。
分骨の理由については様々ですが
- 故人の希望から、お墓に納め、自然葬を執り行う
- 先祖代々のお墓が遠いため、お参り行けないため近隣に墓を建てる
- 宗教上に理由
- 妻が亡くなった場合、夫の先祖代々の墓と妻の実家の墓に分骨
などが多く挙げられます。
分骨の種類
「火葬場で分骨する」場合と、「埋葬してある遺骨を分骨する」場合とに分けられます。
火葬場で分骨する(火葬証明書)
火葬後に分骨し、その遺骨をお墓に納めるには、分骨したことを証明する書類が必要になります。それが「火葬証明書」です。
- 分骨用の骨壺などを用意する
- 火葬場で分骨の旨を伝える
- 火葬場から「火葬証明書」を分骨数、発行していただく
- 墓地管理者に「火葬証明書」を提出する
- 骨壺を納骨、もしくは自然葬など。
埋葬してある遺骨を分骨する(分骨証明書)
- 墓の継承者に分骨の旨を伝え承認をとる
- 墓の管理者に連絡して「分骨証明書」を発行してもらう
- 分骨用の骨壺などを用意する
- 埋葬されていた骨壺を取り出して分骨する
- 新しい墓地の管理者に「分骨証明書」と提出して納骨する
分骨するには、火葬証明書か、分骨証明書のいずれかが必要になってきます。弊社のハワイ海洋散骨を実施する場合も必須ではありませんが、どちらかをご準備の上、念の為遺骨と一緒に保管ください。原本でなくてもコピーでかまいません。※粉骨の際には、火葬証明書が必要になります。
分骨の際には証明書が必要なことをお忘れなく。