ハワイ散骨を代行するケース
ハワイで散骨のセレモニーを行う方も多いですが、代理で散骨を委託される方もいらっしゃいます。どういったケースで、どういったメリットやデメリットがあるか、みてみましょう。
ハワイ散骨を代行するケース
ハワイで散骨を代行するケースは様々ありますが、一例をご紹介します。
ケース1
神奈川県、在住の76歳のSさんの旦那様は生前から新婚旅行や子供の結婚式、家族旅行で行ったハワイでの散骨を希望されていたそうです。旦那様が亡くなり納骨の際、その希望を叶えたいと思っていたSさんは一部を分骨しておいたそうです。そのご遺骨はSさんの手元にありハワイで散骨をと思い、一人っ子である長男Nさんに相談したところ、いくつかのハワイ散骨業者をインタネットで調べてくれたそうです。その中から、弊社を選んでいただいたのですが、Sさんは透析を受けており、ハワイへ渡航することが難しく、長男Nさんに依頼したそうですが、ちょうど奥様が妊娠中ということもあり、難色を示したそうです。ただSさんとしては自分の身体の心配もあり、旦那様の希望であったハワイの海へ散骨することをなるべく早く行なってあげたい想いもあり、代理散骨を選択されたそうです。
ケース2
東京都在住のAさんは、ご両親が亡くなり都内のお墓に納骨しましたが、Aさんが熟年離婚してお子さんもおらず独身ということもあり、お墓を継承することが難しいと考え、色々な方法を模索しているうちに、Aさんが大好きでご両親が自分の結婚式で訪れたハワイにもう一度行きたいなと言っていたことを思い出し、墓じまいをしてハワイでの散骨を決めたそうです。
ハワイ散骨を代行委託するメリット
ハワイで散骨を代行委託するメリットは、ハワイという土地で散骨が行えること、またハワイ渡航費用が必要ないことなどが主な理由としてあげられます。
メリット
- 日本で散骨を行うのとあまり大差ない金額でハワイの美しい海で散骨できる
- ハワイに渡航しなくても、ハワイの海で散骨することができる
- 神の島と言われているハワイで散骨を行うことができる
- 散骨・渡航費など全般的に費用を抑えることができる
デメリット
- 散骨の様子を自身の目で見届けることができない
- 大切な方を海へ還した時の安心した、肩の荷が降りた、悲しみがなくなったなど気持ちの変化などをハワイの海上で感じることができない
デメリットをカバーする方法
散骨を委託する場合、デメリットもありますが、写真などを後日送ってもらうことで、その場に行ったような景色を見ることは可能です。またGPSで散骨した場所の情報を得ることができるので、日を改めてその場に行くことも可能です。
ハワイ委託散骨はメリットデメリットがあるので、ご自身の環境に合わせてご検討されてみてはいかがでしょうか。